蔵王熊野岳登山


ワサ小屋跡付近より臨む蔵王熊野岳

 歌人斉藤茂吉が「陸奥(みちのく)をふたわけざまに聳えたもう蔵王の山の雲の中に立つ」と詠んだ歌碑が蔵王の主峰熊野岳山頂に建っているというその山は、戦後スキーのメッカとして有名になり、小生もスキーやスノーシューで冬に何回か訪れたことがありましたが、夏にはついぞ山頂まで登ったことがありませんでした。

 スキーで有名になったお陰で、この山はロープウェイやリフトが発達していて、近年とみに体力が衰えた小生にはその駆動力を利用して比較的楽に頂上まで登れる山として目を付け機会を狙っていました。

 更にその山麓には古来から高湯と呼ばれた湯量の豊富な温泉が湧くというので、娘が帰国した際に家族で登る山として今年の春から計画を建てていました。そんな折、近年良く利用する阪急トラピクスという旅行社から送られてきたパンフレットの中に「蔵王温泉3連泊のフリー・プラン」というツアーを発見し、これに飛びつきました。このプランの料金が往復新幹線の運賃と3連泊4日の宿泊費込みで何と一人分32,000円という安さでした。