2月以来風邪を長引かせたり、4月の鼻のレーザー手術の所為ですっかり身体が鈍っていました。季節も良くなり体調も回復してきましたのでそろそろ活動開始と思っていました。しかし、いっぺんに難しい登山に挑戦する自信も起きませんでした。余り無理のないトレッキング計画をと探していたところ、クラブ・ツーリズムの登山同好会「やまびこ倶楽部」が丁度手ごろなハイキングを募集していました。

 クラブ・ツーリズムの説明によると、「日向山」は二等三角点(1,660m)を有し、甲斐駒ケ岳(2,967m)の北東に位置する南アルプスの前衛にあたる山で、山梨百名山になっているとのことです。山頂は樹林帯の中にあり眺望はありませんが、その先に広がる「雁ヶ原」と呼ばれる場所からは南に鳳凰山、西南に甲斐駒ケ岳、北には八ヶ岳が臨まれ、そこは雪のような花崗岩崩れの白砂に覆われているとのことでした。

 そこで、今回は「雁ヶ原」から臨む残雪戴く甲斐駒ケ岳の雄姿を眺め、下山後の「むかわの湯」に浸って、長い間の体調不順のリハビリとすることを期待しました。

 所が、一週間前からの天気予報では、生憎5月23日の当日は全国的に雨ということで、出発前のわくわく気分というよりはむしろ雨の中を河童を着て登る辛さを想像する暗い気持ちが募っていました。