八甲田行きの計画

 3月初旬の乗鞍高原のスノー・シューイング行きは大方は満足すべきものであったが、雄大な雪山を眺めながらトラバースするという意味では少々物足りなさを感じた。乗鞍高原を歩いた第2日と第3日には晴天に恵まれず、そのために乗鞍岳の秀峰を真近に擁きながらスノ・シューイングすることはなかった。

 この物足りなさ感を払拭するためには、矢張りあの雄大な八甲田山に挑戦する以外にはないように思われた。しかしあの八甲田は100年前の青森歩兵第2連隊雪中行軍大遭難で知られているように危険を伴うというイメージが強い。そこで情報の収集と計画には慎重に慎重を期した。

 非常に幸いなことにYahoo等の検索エンジンで「八甲田」というキーワードで検索すると非常に多くの情報を得ることが出来た。特に八甲田の山岳ガイドに関しては:

(1)八甲田山荘(www2u.biglobe.ne.jp/~h-sansou/)
(2)八甲田山歩( www10.plala.or.jp/hamabe/
(3)酸ヶ湯温泉(www1.odn.ne.jp/~sukayu/
(4)ホテル城ケ倉(www.jogakura.com/

等のホームページは有益な情報を提供してくれた。

 次にこれらのホテル・旅館に直接電話してより具体的な情報を得る試みを行った。
そこで判ったことは山スキーに関してはそこそこの情報が得られたが、ことスノー・シューイングに関しては今ひとつ親身な解答が得られなかった。唯一つ酸ヶ湯温泉のフロント・デスクは山岳ガイドを用意していて、詳しい質問はE-mailを出せば取り次いでくれると言う返事であった。

 何回かのE-maiのやり取りで、スキーのグループの山岳案内は宿の宿泊客対象に毎日あるが、スノー・シューのグループによるガイド・ツアーは特にないこと。従って山岳スノー・シューイングの案内人を必要ならば個人的にフロントに予約しておけば、一日25,000円で雇うことができるということが判った。そこで宿の予約と同時に山岳ガイドも予約した。当然宿は酸ヶ湯温泉にした。

 交通費に関してはJR東日本の「大人の休日」3日間乗り放題9,000円の割引がの3月初旬から20日まで有効なので、それを利用することにした。酸ヶ湯温泉の宿泊費も「大人の休日」割引で1泊2食付で8,000円の割引となった。

八甲田行きの行程

平成14年3月18日(月)
07:06 創造の杜よりバスで土気駅に向かう
07:23 土気発の総武線直通の快速で東京駅までgreen車で行く  東京駅着08:30
08:52 東京駅発東北新幹線やまびこ7号で23番線より出発
11:52 盛岡駅着  盛岡駅構内で駅弁(1,000円)を買う
11:39 盛岡発東北本線スーパーはつかり7号で青森に向かう  車中で駅弁の昼食をとる
13:52 青森駅着 次の酸ヶ湯行きJRバスの時間に間があるので、町の本屋で八甲田の地勢図を買い求む
15:40 青森発JR東北バスで酸ヶ湯温泉に向かう 約1時間20分で17:00に酸ヶ湯着
18:00 宿のスキー案内者詰め所で明日のガイドに就いて打ち合わせを行う  ガイドは浜部さん

平成14年3月19日(火)
07:00 起床、 8時より朝食 天候は曇り
09:00 宿の送迎バスにて八甲田ロープウェイ山麓駅に向かう
09:20 ロープウェイにて山頂公園駅に向かう
09:40 山頂公園駅前にてガイドの浜部さんとスノー・シューイングに出発 歩き始めると空は徐々に晴れてくる
09:50 八甲田田茂萢岳(たもやちだけ)より少し南下した小高い所(ニセ田茂?)で素晴らしい写真を撮る
10:00 八甲田主峰大岳の北斜面の谷間に一旦下り、次に井戸岳鞍部向けて登り始める
11:00 井戸岳鞍部手前の樹氷地帯で写真を撮ってから、猛烈な北風の中で井戸岳鞍部を越える
11:40 井戸岳をまいて大岳鞍部にある大岳ヒュッテに辿りつく  
12:00 ガイドの浜部さんの用意してくれた温かい味噌汁で昼食をとる  青森歩兵連隊の雪中行軍遭難の話を聞く
14:30 大岳南面をまいて、素晴らしい小岳を左に見て、仙人岱ヒュッテ(登山家三浦敬三氏建造)に辿りつく
15:30 硫黄岳を左に見、横岳を前方に眺めながらスキー滑降硫黄岳コースを酸ヶ湯温泉まで降り着く

平成14年3月20日(水)
07:30 起床、 8時より朝食 
09:00 帰りのバスの時間にまだ間があるので、酸ヶ湯近辺を散策し、写真を撮る 昨夜新雪が降ったようだ
10:30 酸ヶ湯温泉発JR東北バスで青森に向かう  青森駅11:50着  青森駅ビル内でうどんの昼食
13:55 青森発奥羽本線かもしか4号で秋田に向かう 初めての奥羽本線を楽しみ、秋田着16:22
16:27 秋田発秋田新幹線こまち24号で帰途に着く  東京着20:25
20:48 東京発外房線直通快速で土気に向かう Green車3割引の660円 土気着21:55
22:30 22:16のバスで帰宅
21:40 土気駅よりバスにて帰宅

スノー・シューイングのルート地図

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。 (承認番号 平業使、第268号)
上の地図上、カメラのアイコンをクリックすると、その場所で撮影された写真が表示されます。 表示された各々の写真からもとの頁に戻るには写真頁の右上隅にあるボタンをクリックして、その写真を消して下さい。

下の図は「国土地理院の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)」を元にして「カシミール3D」ソフトによって作成した鳥瞰図にルートを示したものです。

:
:
下の図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)(承認番号 平業使、第268号)、を元にして「カシミール3D」ソフトによって作成したスノーシュー・ルートの断面図です。

全写真のスライドショウ

上の地図上からカメラのアイコンをクリックすることによって一部の写真を表示出来ますが、これらはほんの一部でこの旅行中に撮影された全てでは有りません。全写真のスライドショウはここをクリックすることによって表示出来ます。

旅行の費用

JR往復交通費 土気ー青森往復乗り放題 9,000円 X 2人 (大人の休日割引) 18,000円
土気ー東京往路グリーン車 950円X2人X0.7=660円X2X2 2,640円
バス往復 青森ー酸ヶ湯温泉 1,300円X2X2人 5,200円
ロープウェイ代 八甲田ロープウェイ片道 1,150円X2人 2,300円
宿泊代 1泊2食8,000円X2人X2日 32,000円
ビール1本 650円
弁当650円X2人 1,300円
消費税 97円
山岳ガイド代 貸切ガイド1日 25,000円
スノー・シューレンタル代 1日2,500円X2人 5,000円
食事代 往路駅弁当 盛岡駅で買う 1,000円 + 900円 1,900円
復路昼食(うどん) 青森駅ビルにて 2,058円
総合計 往復交通費+2泊3日宿泊費+その他 96,145円