四国修行お遍路(土佐の国の前半)

               
第1日目の午後、二十五番札所津照寺の山門にて
第2日目の午後、室戸市吉良川町の西の川橋を渡るお遍路さん
         
 四国お遍路の旅は昨年11月末(2009/11)に阿波の国の一番札所霊山寺から始めて、今回は三回目の区切り打ちとなり、土佐の国の前半のお参りとなります。

 所で、何故にこのように時間と費用を掛けてまでして一見無駄にも思える汗かきをするのかは未だに明確に説明出来ないでいます。あるゴルフ仲間の一人から、半ば冗談混じりにあなたは若いころ余程悪いことしたのですねと言われたことがあります。そのことはあながち否定はしませんが、そのような宗教的な理由だけでお遍路に出る訳でもありません。

 強いて言うならば、自然の中を歩くことと色々な地方の地理や歴史が好きであることに関係あるようです。お遍路に出ることによって、その地方の独特な自然の中に溶け込み、その地方の地理や歴史にも親しむことが出来ることは、小生にとって感覚的な喜びにもなります。


 この見地からすると、四国はまたとない歩き旅行の絶好の舞台でもあります。勿論、自然は豊かでありますし、歴史的史跡にも恵まれています。その上、四国は貧乏旅行をする上での社会的な受け入れ態勢が歴史的に整っています。子供を含めて色々な地元の方々から頑張ってお参りして下さいと声を掛けられます。また、宿泊所や食事所で歩きお遍路さんに対する特別な割引き料金が所謂”お接待”として用意されています。


 歩きお遍路さんの中には、唯ひたすらに出来るだけ早く札所から札所に移動していく事を目指して歩くことを主眼にして、その途中のことには余り関心を示さない方々もいらっしゃります。それもお遍路の一つのやり方だと思いますが、小生の場合はその途中を大切にし、自然の豊かさを感じ、その地方独得の地理や歴史を学びながら歩きたいと思っています。機会があれば地元の人々とも触れあって会話を交わしたいと思います。

 前回の「ウェルかめ」に続いて、今回は折しも「龍馬伝」の舞台を楽しみながら歩くことにしました。




高知市の五台山にある竹林寺の見事な五重塔は朝の静寂の中に立っていました